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大谷翔平 ド軍選手に大もて! 家族挙げての大歓迎

ヒロポン

大谷翔平選手が、ロサンゼルス・ドジャースに移籍すると宣言した時には、まだ背番号が決まっていなかったのですね。

そうですね。大谷選手がエンゼルス時代に付けていた背番号は “17”でした。この番号はドジャースには既に付けていた選手がいました。ドジャースはその選手に背番号の変更を打診したそうです。

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そこには、一つのドラマがあったみたいです。


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ドジャースの背番号「17」はジョー・ケリー投手

大谷選手の移籍が発表される前に米メディアでは、ドジャースがベテランリリーフのジョー・ケリーに電話をかけ背番号「17」を大谷翔平に譲ることはできるかと打診しました。前の週に1年800万ドルで契約したばかりのケリーは、大谷のために背番号を変えるのは名誉なこととして受託したと報じました。ケリー選手は背番号を受け渡し、99番の背番号をつけることが決定しました。詳しい内容がYouTubeで発信されています。

その背景には、大谷選手との過去と家族への思いがあったそうです。

大谷選手は家族を救ってくれる存在。ケリー選手の家族といえば奥様のアシュリーさんがSNSで大谷選手の獲得を熱望するなど、最近大きな話題になりました。

「このために息子の名前も改名しておいたわ」と息子のカイ君の名前と大谷選手の名前を足した “紹介” にしたとジョークの投稿をしていました。他にも様々なグッズを見せ大谷選手へ「絶対来てよ」と熱烈アピール。

しかしいくらなんでもメジャーリーガーの父親を差し置いて息子の名前に「ショウ(SHO)」をつけるなんて冗談でもおかしいのでは、と感じる方もいるのではないでしょうか。実は、この息子さんは大谷選手の超大ファンで、ケリー選手は2022年6月のインタビューで、当時6歳になった息子との会話をエピソードを交えて語っています。

「息子は僕じゃなくて翔平が1番のお気に入りなんだ。いつも『パパ、翔平は最高の選手だよ。彼はパパからホームランを打つと思う』って言うんだよね。」「僕は撃たれないことを願うよ」と返したと笑いを誘うエピソードを披露。

このエピソードを踏まえるといかに大谷選手がケリー家で大きな存在であるのかが見て取れます。息子にとっては、憧れのパパと大谷選手が同じチームでプレイするなんて、ひっくり返るほど嬉しかったでしょうね。

また、別のインタビューでは、「戦えるのをいつも楽しみにしている。帰ったら息子にどうだったと質問責めされるから息子とたくさん話ができるんだ。いつの間にか妻も翔平のファンになっていたんだ。彼は僕の家族を楽しませてくれて、救ってくれるような存在だよ。本当、彼には叶わないね」とケリーは言っています。

今回、ケリー選手に出された背番号の譲渡に関しては、心よくOKしたというのは建前ではなく、心から大谷選手のドジャース入りを喜び、歓迎の気持ちでいっぱいだったのではないでしょうか。

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妻の投稿

大谷選手のドジャース入りの発表後、ケリー投手の妻のアシュリーさんはInstagramに動画を投稿しています。

背番号 “17” が描かれた夫のTシャツを次々に庭の芝生に放り投げ、息子が「ママ何しているの」と家から出てくるとケリー投手も続いて庭へ登場。白いTシャツ姿で「どうした?」と尋ねて近づくと、妻が夫の体を後ろ向きにして【99と背中に青いマジックでかき入れ】夫婦の息のあったコミカルな芝居で背番号が変わったことを報告しました。

大谷選手とケリー選手が共にワールドシリーズ制覇した時には、大喜びする奥さんと息子さんの顔が想像できますね。本当に心温まるお話です。大谷選手の周りには不思議とこのような話が尽きませんね。

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後日談(12/25)

大谷選手からクリスマスプレゼントがケリーの奥様に送られました。それは、ポルシェの新車です。全くのサプライズで妻のアシュリーさんは、驚きと喜びで満ち溢れたようです。お顔が信じられないという感じに見えますね。

いくら、ポルシェのアンバサダーとしても、やることが桁違いで、スマートです。大谷選手が行なえば、嫌みを感じないのは人間性の賜物ですね。カッコいいです。追記として、ポルシェの高額な贈与税もアメリカでは送る側が支払う事なので大谷選手が支払ったことになりますね。送られた方は維持費だけで良いので、本当に嬉しいプレゼントです。

ケリー投手とは?

ケリー選手は、エンゼルスですっかりお馴染みの都市アナハイム出身で、2009年にカージナルス入りしました。2012年にメジャーデビューすると、先発、救援どちらも可能な便利屋として2013年には10勝をマーク。最速102マイルの速球派で、セットアッパーとしての地位を確立し、2019年にはドジャースと3年契約を結び2020年の世界一にも貢献した、実績のある投手です。

前述のような家族のエピソードで温和な感じのイメージのあるケリー投手ですが、一方では、独特すぎる人柄がトラブルメーカーとしても有名なのです。2018年のレッドソックスとヤンキースの一戦で、ヤンキースのタイラー・オースティン選手にデッドボールを与えて、大乱闘に。マウンドに向かってきたオースティンを華麗にかわして、上から数発のパンチを浴びせ6試合の出場停止と罰金の処分を受けました。

また、2017年にMLBで大問題に発展したアストロズのサイン盗みスキャンダルで、多くの人の記憶に残る事件を起こしました。事件後、初めての顔合わせとなったドジャースとアストロズの試合。ケリー選手はサイン盗みに関わっていたとされるアストロズのアレックス・ブレグマンのヘルメット付近を狙って投球しました。同じくカルロス・コレアにデッドボールスレスレの球を何度か投げた後、三振に打ち取り、「こんな簡単な弾も打てないのか」と何度も挑発したのです。コレアも負けじと言い返し、両チームの選手はベンチからフィールドに飛び出し一触即発の状態となりました。この件でケリー選手は出場停止処分を受けるも、処分を不服として意義申し立てをし、対抗したのです。

これに対してドジャースのデーブ・ロバーツ監督は、「これはスキャンダルが発覚してから7ヶ月にわたって蓄積されてきたもので、一種のガス抜きのようなものだ。残念なことではあったが、吹っ切れるためにはそれを跳ねのけたのは良いことだし、前に進んで野球をプレイした」と完全に擁護したのです。当時、このスキャンダルを行ったアストロズに対して、MLBが下した制裁が甘く、全米で批判が殺到していた時期だったのです。

海外ファンからは、「よくやったケリー。MLB機構の対応は、まるでイカサマをしても罰せられない、と言っているようで最低だった」 「これからはケリーがイカサマをした奴を破壊してくれる」 「狙って投げるのは良いことではないけど、それだけ許されないことが起こったということだ」 と彼のようにもっと多くの選手が怒り、絶対に起こしてはいけないという風潮にすべきだね、という声が上がっていました。

このエピソードは後に伝説と呼ばれ、挑発する顔が壁画になるなど多くのファンを生み出しました

ケリー選手の正義感に溢れる熱い人柄が、ファンの心を掴んだんですね。男気のあるナイスガイです。

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まとめ

大谷翔平選手は、もうすでにドジャースでプレイする前から多くの話題を提供してくれています。本当にスーパースターですね。

また、それに伴って妬みやアンチが多く発生してもおかしくないのに、彼に関してはほとんど聞かないですね。いつもホッコリするような話題で嬉しくなります。

まだまだ色々な話題を提供してくれそうなので、楽しみで仕方がないですね。