昔からよく言われる5月病とは、どういうものなのでしょうか?
確かによく聞きますね。脳科学的には、季節変動に関係する生理的変化みたいなものらしいです
そうなんですか、興味深いですね。もう少し知りたいです。
五月病とは
人生をよくする脳の使い方を脳科学者中野信子さんが、YouTubeで発信されています。参考にさせて頂き、一緒に考えていきましょう。
昔から五月病という言葉はずっとありました。ゴールデンウィークも終わってやる気が出ない、新年度4月の環境の変化についていけない、などの思いが5月にそのしわ寄せとして起きると言われています。
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5月病の原因
- 時期的な問題
- 気持ちの持ち方
1.時期的な問題
事象から原因に展開していきましょう。
日照時間
- 昼の時間がどんどん長くなる
- 日照時間が多くなる
- セロトニンの分泌率が変わっていく
☞セロトニンの分泌が変わるが、この現象だけではセロトニンは増加する
気温
- 気温が変わっていく
- 睡眠のリズムも変わっていく
- 新しい環境のストレスが加わる
- 脳内の物質が少しバランスが崩れていく
☞セロトニンの分泌も落ちるとともに、なぜかノルアドレナリンという物質の分泌が落ちたりします。両方ともの分泌が乱れる。
*ノルアドレナリン・・・戦おうという気持ち(やる気)にさせてくれる物質
2.気持ちの持ち方
気持ちの乱れ・・・なんでこんな学校に入っちゃったんだろう。こんな会社に入っちゃったんだろう。
●気持ちの乱れは(気持ち以前)に、生理的な変化としてあるので、生理的に不安な気持ちが生じていること。
*原因を他に求めて探しまわることは勝手な行ない。体の変化でしかないので無理やり理由を探すことはしない方が良い。
5月病の正体
○5月病とは、爪や髪が伸びるような生理的な変化なので、コントロールするのはとても難しい
よって、今、不安なのであれば、不安の原因を他に探して、無理やり結びつけない方がいい
対処法
逆に5月病を全く感じない人というのは、どういう人なんでしょうか。
- あんまり外界の変化を感じない人
- 5月病にかかりやすい人は、赤道直下の一年中熱いところに行ったら、かかり難くなる
生理的変化ということを認識し、あまり理由を考えない
*季節の変化が感じられにくいところ(常夏の国とか)に行くと楽に過ごせるかもしれません。四季折々に変化がある国の人の方が、5月病になりやすいのです。面白いですね。
セロトニンを増やす
<急ぎの場合>
生体的には、ホルモンが一時的に足りない状態なので、少しでも急いで増やしたい場合は、甘いものを食べると良いです。
<慢性的に足りない場合>
(1)鶏の肉や赤身肉を食べる
トリプトファンっていう物質からセロトニンが合成されます。食べた分のトリプトファンの 2 %がセロトニンになるのです。上記肉は、トリプトファンが多く含まれており、幸せな気分になるというのはよくわかります。
(2)バナナ、ナッツ類を食べる
(3)食べ物以外で増やす方法
- 温泉やお風呂にはいる
- 深呼吸を5分やる
- 日光浴 など
☆甘いものとお風呂が効きますよ。
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昔から5月病とは、よく言われていました。4月の新年度で新しい環境になることも多く、多少なりとも緊張します。そのような中で長期の休みのゴールデンウィークを経験し、メンタルに変動を与えやすい状況になります。なので、みんなが知ったかぶりに理由を付けて、自分のやる気モードの変化を解説していきます。
脳科学的には、ただ単なる爪が伸びるなどの生理的変化であるという事が分かり、スッキリしました。このような例は他にも多くあるので、変に振り回されないように最新の情報を入手したいですね。