スローライフを楽しもう

脳科学者が言う “努力不要論” は正しいのか? 無駄な努力はしたくないものです

ヒロおじ

最近、努力不要論などという話を聞くのですが、本当ですか?

脳科学者の中野信子さんが書籍でお話しされていますね

サキ先生
ヒロおじ

努力の大事さを信じていた世代としては、興味深いですね


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見返りを求める努力は楽しくない

皆さんは何か目標を立てて努力する時は、目標を達成することを目指して努力します。受験勉強も志望校に受かりたいために頑張ります。それは全て、見返りを求めての行為になります。

見返りを求めて苦しい努力を重ねていると、その努力の結果、何も得られなかった時に、たとえば受験に失敗した時に、すごく人を怨むんです。または、できなかった自分を怨んだりします。そのような努力はやめませんかと、脳科学者の中野信子さんが書籍『努力不要論』(下記参照)で言っています。

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見返りを求める目標設定

見返りを求めての目標設定・・・他人から評価される

 具体例:受験、甲子園出場などの大会優勝

・失敗した時 ☞ すごく人を怨むし、できなかった自分を怨む

・成功した時 ☞ 下手すれば燃え尽き症候群に陥る

努力が楽しい目標設定

目標に向かって努力することが楽しい・・・自分の価値観で評価

 具体例:成果ばかりを気にすることはしない、点数よりも理解することを喜ぶ

・失敗した時 ☞ 努力して一歩一歩できるようになり、またその道を歩いていること自体が楽しい

・成功した時 ☞ その道を歩いていること自体が楽しいので努力を続ける

☆この考え方の代表が、大谷翔平選手だと思います。彼はどんなに成功しても、努力を怠りません。野球が好きでたまらず常に上を見てうまくなりたいという欲求を持っている、野球小僧です。

それは、努力は楽しいことなんだと自分自身が思えてほしいが狙いです。努力して一歩一歩できるようになり、またその道を歩いていること自体が楽しい、と思えればそれが最高ですね。確かに、受験に失敗した時は、今まで勉強してきたことが無駄に思えてしまう事もありますが…。

例えば、五輪の選手が「金メダルを取りたい」と言って、厳しい道を努力するのだけれども、銅メダルで終わってしまった。これは大変悲しいことだと思います。現に多くのアスリートが悔し涙を流しています

しかしながら、その選手が、純粋にそのスポーツが好きで練習ができることは楽しいことだと思っていたら、メダルは関係ないと思います。要は勝敗ではなく、行為そのものが好きでたまらないという事です。そのような思いの中で、銅メダルを取れたとしたら、結構おまけとして銅メダルがついてくるわけですから、こんな良いことはないわけです。全然受け止め方が変わります。

常に不安がる発想の人は、ブラック企業とか、オカルト教団に誘われてしまったりするケースが出てきます。「成果が出ないのは、あなたの努力が足りないから」とののしられ、お布施を出せだとか、ただ働きをさせられたりするのです。心が不安になっているから、悪人に騙されやすくなります。

今一度、自分が本当は何をしたかったのか、自分に何ができるのかを、もっと分析して考えて、自分を知ることが大事です。(参考ブログはこちら

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努力が不要である3つの理由

  1. 努力は報われるは半分本当という事
  2. 日本人はセロトニンが少ない国民
  3. 無駄な争いをしない

1.報われる努力をしよう

努力が不要である理由その1は、努力は報われるは半分本当という事です。 あとの半分は、美しい嘘です。

努力すれば全て報われるとは、誰しも本気では思っていないですよ。しかし、やって見ないと分からないことも多いので、努力はしなければいけないと思っています。

そこで、報われる努力をしようと言うのが、ここでの主張です。もともとある程度才能というものは、遺伝的に決まっているものも多いです。極端な例として、今から自分が、ウサインボルトになりたいと思っても絶対無理なわけです。陸上の経験もないし、身長も、筋肉も持っていない人がいくら走りこんでも無理ですね。

そこで大事なのが、手の届くものがどこにあるかを知ることです。それを知る努力が本当の努力だと思います。己を知るですね。そうすれば、目標を達成した後でも、常に不安がることはなくなるでしょう。(外的な目標は常に不安になるはこちら

2.日本人はセロトニンが少なく不安症が多い

努力が不要である理由その2は、日本人はセロトニンが少ない国民です。セロトニンというのは、幸福ホルモンと言われて少ないと不安になって落ち着かなくなります。不安が過ぎると、うつ病になると言われています。日本人の約6割強の人が、不安症の人で、それに比べて、アメリカ人は約2割弱ぐらいの比率です。なんとなく納得しますね。

努力が足りないとか言われると、ほんと努力しなければと言って不安になってしまうんです。あとは、我慢して不条理に耐えて、いきなりキレるということになったりするんです。自分を痛めつける努力中毒という症状が出たりします。

対応策は、セロトニンの原料になるトリプトファンが取れる食事をするという事ですね。赤身魚や良質のたんぱく質の肉や落花生などの豆類、バナナも良いですね。少しでも、セロトニンを合成して不安症を減らしましょう。

3.無駄な戦い、努力をしない

努力が不要である理由その3は、無駄な争いをしないです。戦国時代は平均寿命が50歳ぐらいでした。そのなかで長寿の人は、徳川家康が75歳、薩摩藩の島津義久が79歳、武田信虎(武田信玄のお父さん)が81歳です。武田信玄が50代でなくなってますが、そのお父さんは長生きでした。

長生きした人は、共通して決戦(戦う)というものをするよりも、自分の生活をどう楽しむかみたいなところに、後年多くの時間を割いていくんですね。戦いがないという事は、不安、ストレスが減り長生きに繋がるのでしょう。

人によっては、「俺は戦いの中に生き甲斐を見つけるのだ」というご仁も居られるでしょう。それはご本人の生き甲斐ですから、満足のいく生き方をすればいいと思います。

生存と生殖が本来の目的

生き物は、生存生殖ということが本来の目的なのです。脳科学的には、生存と生殖のために脳は出来上がっています。そこで、脳が発達し過ぎてしまった為に、いい年になって、もう一花咲かそうが出てきてしまうわけです。生き甲斐とは何かが出てきてしまうのですね。

ここから先の人生のことはおまけです。そのオマケの人生ですから、まあ楽しんでいただきたいと考えると言わばボーナスみたいなものです。でも、自分の変な目標があると、今が楽しめないんです。

今はなんでこんなに俺は怠惰なんだ。だからあの目標が達成できないんだ、と思ってしまうのです。面白いですね。

下手に頑張りすぎると老害になるかも知れないので要注意ですね。

まとめ

分相応の目標自分が納得し満足する目標を設定することが、努力の本質かも知れないですね。

他の人に認めてもらう成果を上げる目標を持つことよりも、人に急かされることなく、自分が納得のいく目標設定、および生き方ができれば最高に嬉しいですね。

誰の人生でもない、自分の人生ですもんね。