スローライフを楽しもう

シニアのひとり言 何故か腹が立つ、平日の昼間はお年寄りばかり

ヒロおじ

定年退職後は、基本的には家にいます。日に一回は、買い物などで外に出ます。腰が悪いので車での外出が殆んどですが。その時に出くわすのは、私のようなお年寄りで、しかも足腰の悪そうな人が多いように思います。

よく考えてみると、平日の昼は子供たちは学校に行っており、自由に動けるのはお年寄りが多くなりますね。

そんな時、何故か、自分と同じような人を見かけるとイライラするのです。似た者同士で腹が立つのですね。みんな健気に一生懸命歩いていますが、若者のような快活さは感じられません。


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みんな同じような行動をとっているのでしょう。スーパーの安売りの日は、朝早くから老夫婦が買い物に来ています。

会社に勤めていた時には、感じませんでしたが、町全体で見かける人は約半数はお年寄りなのですね。選挙でもそうですが、投票の半数はお年寄りではないでしょうか。そうなれば、革新的な政策は生まれ難い感じがします。

現に数年前に実施された大阪都構想の住民投票は、60才以上のお年寄りによって廃案になりました。

今後の政策決定などは、お年寄りの意見をどこまで聞き入れるかをまともに議論しないといけませんね。過激発言で、マスコミに排除されかけたイェール大学助教の成田悠輔さんの意見に、「若者の意見を投票に生かすように過重性を導入してはどうか」と言うのがありました。

私は賛成ですね。今のままでいけば、選挙で勝とうと思えばお年寄りに聞こえの良い意見に偏るようになると思います。町中の公園もボール遊び禁止になり、下手すれば小さい子供のあそび声もうるさいと苦情が出るようなことになっています。

自分がそのような年代になると、分からないでもないですが、やはり昔のカミナリ親父のような存在がいて、且つ子供たちはボール遊びをするような社会に戻らないかなと思います。なんでも苦情が出れば、規制をしてやらせないようにするのではなくて、やり過ぎた遊びにはカミナリ親父が出てきて叱る、ような社会が伸び伸びとした子供を育てるように感じます。

その為には、我々お年寄りも気を付けなければなりませんね。

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「しあわせのものさし」にも人を呼び寄せる力があるのです。というのは脳科学者の中野信子さんです。

人間の脳の中には、「快感」を生む報酬系という回路があるそうです。この部分が刺激されると快感を覚えるのです。食欲や性欲などの本能的な欲求だけでなく、ボランティアや人助けなど社会的な行動も含め「自分が気持ちよい行動」をとると活動するのです。

自分が心地よい、気持ちよいと思える状態を積極的につくり出している人は、常にこの報酬系を刺激していることになるのです。自分の報酬系を上手に操れる人は、自分のいまある状態にとても満足できる人である、ということも出来るのです。

人がしあわせを感じるのは、自分が心地よいと思える状態にひたっているときなのです。「もっとああしたい」「もっとこうなったらいいのに」という欲を忘れ、「ああ、気分がいいな」「気持ちがいいな」と感じる瞬間です。その瞬間には、「ああ、もう何もいらないな」とさえ思えます。

つまり、常に快の状態をつくり出す努力をしている人(報酬系を刺激している人)というのは、心理学では『自己一致の状態』になると言います。

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自己一致の状態とは、「こうなったらいい、こうあるべきと考えている理想の自分」と「実際の自分」が一致していること、あるがままの自分を自分で受け入れていること、もっと簡単にいえば、自分で自分のことが好きな状態です。

もっと頭がよければいいのに、もっとお金持ちになればいいのに、もっとスタイルがよければいいのに、などといった俗欲をもっていない、いまのままの私でいいんだ、と自分で認めていることです。

自己一致の状態にある人は、人をひきつける力があるそうです。

「もっとこうしたい」「もっとああしたい」といった、ある意味攻めの姿勢がまったくないので、一緒にいる人はとても楽なのです。また、常に快の状態でいるので、一緒にいる人も快くなってきます。

さらに、自己一致の状態にある人は、人の話を素直に聞けるという特徴もあります。話している側の心が多少波立っても、それを吸収してしまう余裕ももっています

こういう人が他人に好かれないわけはありません。

表題にあるように、自分と同じようなお年寄りを見てイラ立つのは、自分自身が今の状況を満足していないのですね。欲を捨て、あるがままの自分を好きになるように心掛けていきたいものです。

関西の光回線ならEO光

このブログを書き始めたときは、イライラしていたのですが、ネットの情報などを調べていて少し落ち着きました。

イライラは “自己一致の状態” ではないのですね。

これからは「いまのままの私を好きになる」ようにしていきたい思います。