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日本の医者の理想と現実 お医者さんがすべて正しい訳ではないのです!

ヒロポン

やっとコロナ禍が一段落して、落ち着いてきた気配があります。しかし、今回のお医者さんの対応が規制されている感じがして信頼にかけるイメージがあるのですが私だけでしょうか?

国や医師会の影響が大きい感じがありますね。異議を唱える人は排除されるような雰囲気があり、お医者さんもご苦労されているなと感じましたね。その点を課題に感じている人もおられますので紹介します。

ケイ先生
ヒロポン

奇特な方がおられるのですね。宜しくお願いします

自閉症児に天才が多い?

お医者さんの世界も複雑で、規制も多くありそうですね。そこで、今の状況に問題意識のあるタレントのホリエモンさんと高齢者医療をされている和田秀樹さんが対談をされていますので、一緒に考えていきたいと思います。

和田さんの幼少期

  • 小学校は6回転校
  • 1回目の学校・・・もともとADHDの気が強く、教室に座ってられなくて立ち歩きをしてた

☞ 今だったら間違いなしにADHDで特別支援学級に行きなさい、になったかもしれません

例えば、和田さんは発達障害というか、みんなと一緒に居られない人というだけで、障害ではないと思われます。名前は発達障害だけど、今の考え方だとダイバーシティと言ってもおかしくないです。

授業の勉強は、別に学校に行かなくても、学力という意味では自習でいいわけです。あとメンター的な人に会えるようにしておけばそれでいいと思います。

その後、和田さんは灘中高を経て東京大学理Ⅲに入学し、医師になっています。


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オックスフォードの先生が書いた “パターンシーカー” という本

最近、和田さんが “パターンシーカー” という面白い本を見つけました。内容は『自閉症児になんで天才が多いか』という研究をまとめたオックスフォードの先生が書いたものです。

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人間の脳の情報処理というか進化の過程で、2つの脳が発展してきました。

(1)共感脳・・・うまくコミュニケーションを取ったり合わせたりして、人の気持ちがわかるもの(文系的)

(2)システム化脳・・・事象に対してそのシステムがどんなふうな仕組みになってるのかに興味を持ってしまうもの(理系的)

 ☞ 共感脳が全然ダメで、システム化脳がすごい人たちが自閉症になるらしいのです

システム化脳の人たちの方が、天才として活躍するという話が基本的な考え方であります。両方とも持ってる人もごく稀にいるのだけれども、概ねは、どちらかに偏っています。

共感脳』言い換えれば日本的文系的な人たちと、そのすごく理系的だけどあんまり人と合わせるのが上手じゃない『システム化脳』の人がいます。そして、日本的文系的な人たち(=共感脳)ばかりが世の中を牛耳ってるっていう感じがまずいのではないでしょうか、と課題提起をされています。

課題の理由

共感脳の人達は、世の中の暗黙のルールみたいなものに割と素直に順応できる。その為、システム化脳のとんがった考え方や世の中にはこのような仕組みがあるはずだなどの考え方は誤っていると思ってる。

☞ 共感脳の人達がシステム化脳の考えが理解できない。そして排除する方向に働く。

一度決まった体制が、仮に過ちが分かったとしてもすぐには変われないことの象徴とも言えます。

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医学部の入試体制

現在、全国で82の医学部があります。その入試で面接を行わない医学部の学校がなくなりました。意外にも、医学部は理系の学部みたいに思えるけれども、文系の人がすごく多いのです。そうなると、考え方を変えようとしないし、これが正しいと決まったら、血圧下げるには塩分取るな、など今となったら不明確な事でも決めてかかってくる人たちの集まりです。だから、天才を弾くようになって20年が経つのです。

1つの例として、東大の理Ⅲで学科は合格しているけれど面接で落ちた人がいました。その人は、慶応大の医学部には合格したそうです。ちなみに、理Ⅲの学科の成績は20点ぐらい上だったそうです。理Ⅲの受け入れキャパが小さくなって、とんがった考え方の人は排除するという事ですね。新しい事は生まれ難いですね。知能で行けば、日本最高レベルです。寂しいですね。

IT革命で確実に進展したものは

情報の民主化がIT革命の本質なので、誰でもどんな情報にも触れられるようになったことが、IT革命の素晴らしい部分だと思うのです。そうなったら、貧しい人だって別にスマホ持ってれば、何にでも情報に触れられるわけです。しかし教育システムがそれを前提とされていないから、結局そこにはアクセスできないわけです。めちゃくちゃ損というか、格差ができます。

今のいわゆる世界のエリート達は、その本質をもちろん理解した上でスマホを使い倒している人と、全く使ってない人が情報格差になるのは当たり前なのです。

教育にしても医学系の予備校で年間1000万とか2000万とか取られるとこあるのだけれど、そういう予備校に限って生徒を浪人させた方がまた料金を取れると考えて、熱心ではない指導をするなどありますが、例えば和田さんが出している受験テクニックの本を600円出して買えば、読んでない子よりは勝ってしまうみたいな感じですね。それはそうでしょうね。情報を入手しているかどうかで決まるという事を認識しているかどうかです。

情報の民主化を活用するかしないかで、めちゃくちゃ差がつくのです。

偉いと思われているお医者さんとは?

良い世の中だから権威のある人が信用されるのです。前述の文科系の組織であれば、一度決定されれば素直に従ってしまうのです。

怖いとこの例として、医学部が本当に問題があると思うのは、臨床ができない人に限って教授になるわけなんです。論文の数で教授になったりする仕組みなんですね。中には、かなりやばい人たちが教授をやっていたりします、とのことです。

世間一般の目としては、やっぱり教授と平のお医者さんだったら、教授の言うことを信じてしまうという怖さがあるわけです。全てがそういう訳ではないと思いますが、今言う怖さは無いとは言い切れないですね。

この度のコロナ禍でお医者さんの言動が、必ずしも自由でないという事だけは分かりました。ましてや、日本的文系的な人たち(=共感脳)が医学会をも占めているのであれば、新しいことは望めないかもしれないです。自分たちで、できるだけ正しい情報を得る努力を怠ってはいけないですね。

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まとめ

自分の息子も、苦労して国公立大学の医学部に合格した経緯を見ていて、医学部受験に疑問を持っていました。受験には、1次と2次の2回の試験があり、1次は当時はセンター試験で全教科平均で最低85%以上の点数を取る必要があります。不得意教科があったらダメという事ですね。

医学部は人気があるので、自然と点数が上がるのは分かるのですが、前述のシステム化脳の人を下手すれば排除するシステムになっています。要は、文系も得意でないと受かることはできません。見方を変えれば、理系が最低限出来る文系の人が得意の制度かも知れないですね。結果として、システム化脳の天才は生き残れないかもしれませんね。ましてや、面接では無難な発言が横行するので、仮に特異的な意見を述べれば落とされるリスクがあります。

いずれにしても、入るのも出るのも大変な学部なので、引き続き頑張って欲しいと望みます。

そして、同時に天才肌の方も活躍できる場を与えてやれることを祈りたいと思います。