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NPBのプレーオフ 2023年は関西が燃えました!

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今年のNPBのプレーオフは、面白かったですね。両リーグとも、関西勢が勝ち残ってでの決戦でした。

そうなんです。59年ぶりの関西ダービー決戦で、関西は盛り上がっています。阪神が勝てば38年ぶり、オリックスが勝てば昨年からの連覇となります。

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この際、NPBのプレーオフの仕組みも見ながら、思い返してみたいですね。

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NPBのプレーオフとは?

今更ですが、NPBのプレーオフの仕組みを見てみましょう。NPBには、2つのリーグがあり、各リーグの3位までのチームが参加して、日本シリーズに出場するチームを決めます。

昔は、各リーグの優勝チームがそのまま日本シリーズに出ていました。その時、今年の阪神の様に早々に優勝チームが決まってしまえば、消化試合が多くなりすぎて興味が薄れてしまうという問題がありました。

当時人気が無かったパ・リーグでまず始めたのが、前期と後期の2期に分けてのリーグ戦です。最終前期と後期の優勝チームが決戦を行い、日本シリーズの代表チームを選出するやり方です。

最近は、アメリカのMLBのプレーオフを参考にして、前述の各リーグの3位までのチームでプレーオフを戦います。NPBはリーグ優勝チームにはアドバンテージとして1勝を与えている点は、MLBとの相違点ですね。その為もありここ数年は、セパ共に優勝チームが日本シリーズに勝ち上がっていますね。

逆に下克上も起きないシリーズに、ファンは物足りなさを感じているみたいです。

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2023年度のプレーオフ

2023年度のプレーオフの内容を説明します。

プレーオフ進出チーム

リーグ:2リーグ(セントラルリーグ、パシフィフィックリーグ)

 1.各リーグ優勝チーム(第1シード)・・・1チーム

     セ・リーグ・・・阪神タイガース     パ・リーグ・・・オリックス・バッファローズ

 2.クライマックスシリーズ参加チーム・・・2チーム

   優勝チーム以外で勝率の上位2チームに、第2シード~第3シードが割り当てられる。

   セ・リーグ・・・第2シード:広島カープ、第3シード:横浜DeNAベイスターズ

   パ・リーグ・・・第2シード:千葉ロッテマリーンズ、第3シード:福岡ソフトバンクホークス

プレーオフの仕組み

3つのシリーズに分けられており、試合数も決められている。 

クライマックスシリーズ・・・ファーストステージ+ファイナルステージ

名称内容セ・リーグ日程パ・リーグ日程
ファーストステージ 3戦2勝制
球場:第2シードのホームグランド
10/14~10/1610/14~10/16
ファイナルステージ6戦4勝制:優勝チームは1勝のアドバンテージ
球場:第1シード(優勝チーム)のホームグランド
10/18~10/2310/18~10/23

日本シリーズ・・・7戦4勝制

球場は、下記内容で設定されています。

西暦奇数年

【第1戦】【第2戦】パ・リーグ出場チーム本拠地球場
ーー移動日ーー
【第3戦】【第4戦】【第5戦】セ・リーグ出場チーム本拠地球場
ーー移動日ーー
【第6戦】【第7戦】パ・リーグ出場チーム本拠地球場
※【第8戦】パ・リーグ出場チーム本拠地球場

西暦偶数年

【第1戦】【第2戦】セ・リーグ出場チーム本拠地球場
ーー移動日ーー
【第3戦】【第4戦】【第5戦】パ・リーグ出場チーム本拠地球場
ーー移動日ーー
【第6戦】【第7戦】セ・リーグ出場チーム本拠地球場
※【第8戦】セ・リーグ出場チーム本拠地球場

2023年のプレーオフ結果

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クライマックスシリーズで印象に残った試合

唯一記憶に残っている試合は、パ・リーグ ファーストステージ第3戦の千葉ロッテとソフトバンクの試合です。9回まで0:0で延長に入った10回表にソフトバンクの頑張りで3点を先取しました。ゲームの流れと通説から、これで決まったかなと多くの方が思ったでしょう。私もそうでした。

それなのに、その裏、千葉ロッテは3ランと決勝の3塁打でサヨナラ勝ちを治めたのです。ビックリしました。これこそ、筋書きのないドラマを実感しました。

こんな試合が見れるのであれば、クライマックスシリーズの存在価値はありますね。

面白かった日本シリーズ

CSでの勝ち上がり方から、セ・パ優勝チームは共に強かったです。その為、全ての試合に意味があったように思います。

試合球場結果感想
京セラドーム ●オリックス 0-8 阪神○オリックスエースの山本由伸投手が、まさかのKO劇。暗雲立ち込める感じ
京セラドーム○オリックス 8-0 阪神●前日とは真逆の展開。さすがのパリーグの覇者
阪神甲子園球場○オリックス 5-4 阪神●前日の勢いのまま、連勝
阪神甲子園球場 ●オリックス 3-4 阪神○オリックスの拙攻もあり、阪神4番の意地のサヨナラ打
阪神甲子園球場 ●オリックス 2-6 阪神○阪神の3番森下選手の執念の一発。宇田川投手のフォークを奇跡の3塁打で逆転
京セラドーム○オリックス 5-1 阪神●オリックスエースの山本由伸投手が、気合いの9回完投勝利。プレーオフ初勝利に色付ける
京セラドーム ●オリックス 1-7 阪神○阪神のノイジーが奇跡の本塁打。オリックス宮城投手の低めのチェンジアップ。

第5戦の森下選手の3塁打は、びっくりしました。宇田川投手のフォークも悪くなかったのに、打ち返すとはアッパレです。これで、阪神に流れが行ったと思っていたのに、6戦目はさすがの山下由伸投手です。日本では最後の登板になる可能性大なこともあり完投まで行ったのは、鬼気迫る感じでした。

7戦目はオリックスへの流れを完全に引き戻したのは、阪神ノイジーの3ランの一発ですね。これも決して悪い球ではなかったです。それをものの見事に打ち砕いたのは、神懸っていたと思いました。

通常では考えられない森下選手とノイジー選手の打撃に、38年ぶりの阪神の日本一が叶った瞬間だと感じましたね。大袈裟かもしれませんが、人知を超えた瞬間です。それほど、澄み切った集中力が発揮されたのでしょう。

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まとめ

2023年の日本シリーズ第7戦の平均世帯視聴率は関西地区で38.1%、関東地区で18.1%だったようです。関西決戦は、関東の人には興味がわかなかったようですね。理想は、関西対関東の闘いになるのが良いようです。しかしながら、この度の試合を見る限りでは当面、関西のチームが勝ちそうな感じがしますね。

当面、楽しませて頂きます。

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