大谷翔平選手が所属しているドジャースは、10月30日(現地時間)にヤンキースとのワールドシリーズ第5試合目で逆転勝利し、世界1に輝きました。
第5試合目の序盤は、前日の勝利の勢いでヤンキースが、リーダーのジャッジのこのシリーズ初のホームランもあり5:0でドジャースに大差をつけてリードしていました。またヤンキースのコール投手も絶好調でドジャースを無安打に抑えていました。大谷選手も、ケガの痛みか、鬼気迫る気迫が感じられませんでした。
誰もが、この試合はヤンキースのものだと思っていました。当然私もそう感じて、一時期テレビ放送を切りました。しかし、分からないものですね。流れは変わるのです。
諦めかけた矢先に、ヤンキースにジャッジ含めた2連続の守備エラーが出たのです。そして1アウト満塁で大谷選手に回ったのですが、残念ながら三振に倒れました。次のベッツもファーストゴロだったのですが、ピッチャーのカバー忘れでセーフとなり、3塁ランナーがかえって1点を返しました。その後に、フリーマンとT・ヘルナンデスのタイムリーヒットで5:5の同点に追いついたのです。ネットでその知らせを受け、すぐさまテレビをつけました。
その後、ヤンキースが再度1点をリードします。しかし、ゲームの流れはドジャースに向いていて犠牲フライ2つで逆転し、勝利となったのです。
ドジャースは4年ぶりの世界1。大谷翔平選手、山本由伸投手は初めてのMLB世界1となりました。
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2024年のワールドシリーズ対象チーム
<アメリカンリーグ>
チーム名 | 勝/敗 | 位置付け(地区) | シード |
ニューヨーク・ヤンキース | 94/68 | 東地区優勝 | 第1シード |
<ナショナルリーグ>
チーム名 | 勝/敗 | 位置付け(地区) | シード |
ロサンゼルス・ドジャース | 98/64 | 西地区優勝 | 第1シード |
激闘のワールドシリーズ
ドジャース/ヤンキースの東西の勝率1位(第1シード)同士の激闘となりました。
<結果>
ドジャース/ヤンキースの闘いは、東西中心地区の開催で、アメリカ全土を巻き込んだものになりました。3~5戦は敵地ニューヨークで開催されました。ドジャースはこれまでの3シリーズの勝利は全て、地元(LA)で達成されましたので、最後も地元に帰っての…と思っていたのですが、ドジャース選手皆の勝利への執念で5戦目の決着となりました。
最後も、ホームラン合戦による華やかな戦いではなく、最も地味な点の取り方の1つである犠牲フライ2つによるもので、ドジャースの結束力の強さを感じました。
大谷選手もWS開始前に、「どんな形でもいいから勝ちたい」と言っていました。終わった今となって、その言葉の意味がよくわかったような感じがします。多分スーパーマンの大谷選手も疲れが溜まっていたのではないかと思います。それに加えて、第2戦目の8回に盗塁をした時に左肩を痛めての第3戦目以降の強行出場が、(賛否を読んでいますが、)周囲のド軍メンバーの士気を高めた功績は大きかったのではないでしょうか。
隠れた絶品グルメを産直!九州おとりよせ本舗プレーオフの進捗状況 終了
最後のワールドシリーズで終了となります。
ワイルドカードシリーズ (3戦2勝制)10/2~10/4ディビジョンシリーズ (5戦3勝制)10/6~10/13リーグチャンピオンシップ(7戦4勝制)10/14~10/21ワールドシリーズ (7戦4勝制)10/26~10/31
ドジャースの優勝となりました。
プレーオフは特別なステージでした
初めて関心を持ってMLBのプレーオフを見たのですが、4つものシリーズがあり約1ヵ月の長丁場で大変です。観る方も大変ですが、選手達はそれ以上に疲れが溜まっているようなのですが、モチベーションが高く鬼気迫るものがありました。
ドジャースは、地区優勝、そしてディビジョンシリーズ、ナショナルリーグのチャンピオンシリーズに勝ち進みました。決して楽な試合は無くて、激戦をものにしたという印象です。
WSの相手となるアメリカンリーグの勝者はヤンキースで、東西のライバルチームの決戦となり、歴史的には43年ぶりの取り組みになります。そして、ヤンキースには大谷選手のMVPのライバルであるジャッジ選手が所属しています。この戦いだけでもニュースバリューになりますね。
この2チームのワールドシリーズで、関心も高く、チケットも最低13万円で、最高では1,000万円に上がっているようです。
それだけ注目が大きいという事は、不調だった選手には容赦なく戦犯扱いで叩くのです。ヤンキースのジャッジ選手は、その毒牙に掛かって苦しんでいるところです。
ドジャースのMVPトリオは特別な存在
チームの主力であるマンシー選手を筆頭に2,3人の選手が言っていたのですが、ドジャースのMVPトリオ:大谷、ベッキー、フリーマンはエゴがないとビックリしています。個人の成績どうこうというよりも、チームの勝利を優先する、ある意味、犠牲的精神を持っているというのです。
だから、周りの人間はついていくと言っています。非常に考え深いものがありますね。確かに大谷選手の言動に『チームの勝利の為』は決め台詞的に出てきます。50/50への挑戦の時も、チームの勝利のために必要な時は盗塁をすると言っていました。決して記録が優先されません。
チームに自分が必要と感じているので、ケガをしても痛み止めを打って試合に出続けるのです。特に、大谷選手とフリーマン選手は頭が下がります。
オフはゆっくり休んで養生してください。
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大谷選手の夢舞台であるワールドシリーズに参画し、ドジャースに移籍1年目で優勝しました。夢を語りそれを実現する強さ、運は本物ですね。
大谷選手は、「これから9回ワールドシリーズで優勝しましょう」と、ドジャースのフリードマン編成本部長にお願いしているそうです。
これから9年、リアルタイムで大谷選手の活躍を見れる幸運をかみしめながら、存分に楽しませて頂きましょう。