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侍JAPAN 世界1おめでとう! そして多くの感動をありがとう

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2023年3月22日、WBC決勝でアメリカを破り侍APANは優勝しました。21日の対メキシコ戦のサヨナラ勝ちに引き続いての感動の瞬間でした。

ヒロジー

個人的には、22日は私の誕生日でもあって今後忘れにくい日でよかったです。メッチャ、嬉しい

今回は、嬉しい気持ちを書き綴っていきたいと思います。

起点はやっぱり大谷翔平選手

全7試合すべて見ましたが、やはり強い感動を覚えたのは昨日の準決勝と本日の決勝ですね。漫画や劇のストーリーでも思いつかないシチュエーションと結果でした。

準決勝の対メキシコ戦は、9回裏1点ビハインドで先頭打者が大谷選手。初球を右中間に打ち、ヘルメットを飛ばしての疾走で2塁打にし、塁上で味方を鼓舞するパフォーマンス。次打者、吉田選手は4球で、次は絶不調の村上選手。本人の脳裏に一瞬バントが横切ったそうですが、コーチより監督は「君に任せる」との伝言を受け、腹をくくっての逆点打。センターオーバーのサヨナラ2塁打です。最高に盛り上がりました。ここのポイントは、村上選手の逆転打も当然なのですが、大谷選手の気迫に満ちた2塁打が、起点となりチームに勢いが付いたと思いますね。

決勝は何といっても、最終回の演出とでも言いたくなるようなクローザーでの大谷選手。漫画のストーリーでも描けないような2アウトからのトラウト選手との対決。カウント3-2から43㎝曲がったスライダーで空振り3振。大谷選手が吠えました。ここは、間違いなく大谷選手で決まりですね。もの凄い濃い2日間でした。

野球の魅力の集大成でした。やはり思い切り投げて、打つが基本で、そこに戦略が入ってくる本当に面白いスポーツです。多くの子供たちも胸躍らせたのではないでしょうか。

侍JAPANは、本当に一致団結していて、14年前の優勝時とはまた違った印象を我々に与えてくれました。以前はスモールベースボールが日本の代名詞でしたが、今回は一度もそう呼ばれていません。パワーも付いて且つ明るいのです。悲壮感を感じないのは、なぜなのでしょうか。

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キーワードは “楽しい” と “信じる”

悲壮感を感じない。どんなに疲れただろうなと思うときも、大谷選手を筆頭にみんな楽しかったというのです。誰一人として、ネガティブ発言をする人はいませんでした。本来、野球(スポーツ)は楽しいものです。この考えを貫けば、内発的モチベーションで自主的にトレーニングも行い、向上を目指します。それを、勝負は厳しいものなので、甘い考えは通用しないとよく言われ、また自分もその意識がありました。これは、野球のトレーニングはつらいものと刷り込まれ、外発的モチベーションになり、持続性がなくなっていくのです。反省すべき声掛けですね。

そしてバッティングでも、打てなくても諦めずに何度でも挑戦する。その何度を許すのが、信じる行為。並外れた胆力を持った人でないと出来ないこと。栗山監督はそういう素晴らしい開拓者です。そろそろ野球界の重鎮を変える時期に来ているのではないかと感じますね。新しい考えを開拓し、実績を積んできたら過去を見直す必要があります。この世界1は過去の日本野球を見直す絶好の機会ではないかと思います。

その一つに甲子園大会があります。このWBC侍JAPANのメンバーに甲子園で活躍した人は何人いるのでしょうか。16人/30人、ピッチャーに限れば、8人/15人でやはり甲子園はみんなの目標ですね。しかしながら、決勝まで行った選手は、ダルビッシュ有投手だけです。日本のプロ野球の歴史でも、甲子園の決勝まで行った投手が名を成すのは松坂大輔さん、田中将大さんがいますが、ホンの数名ではないかと思います。余りに確率が悪い。何故でしょうか?

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新しいルールになる球数制限

今回のWBCは球数制限のルールがあって、予選~決勝と細かく制限を決めています。目的は、投手生命を延ばす為です。人の肩、肘の骨やケンは消耗品と言われています。鍛えるにも限りがあります。そのお陰で、以前とは違う競技になってきています。球数制限なければ、「先発完投型」でスーパースターに頑張ってもらえば良かったのですが、制限のお陰で必ず複数のピッチャーが必要になります。要はピッチャー群全体の力が問われることになります。今回のJAPANは、ピッチャー群も最高でした。

いま、選抜の高校野球が始まっています。甲子園も2021年より球数制限が始まっています。500球/週です。これは、どうも今までの実績よりはじき出された数の様にしか思えません。

できれば、スポーツ医学的見地からの裏付けが欲しいですね。10代の高校球児の骨などは、発展途上の子も多いそうです。現に大谷選手は高校1年の時は成長途中の骨端線があり、投球練習は慎重に進められていたそうです。

それだけ、高校野球で勝ち進むという事は、ある意味、体の犠牲を強いながら行っているという事を理解する必要があるのではないかと思います。

夏の甲子園は、+暑さとの闘いもあります。冷静に考えれば、選手たちには過酷意外の何者でもないですね。

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甘くない、厳しさは誰に向いている

夏の大会の厳しさを昔から耐えてきた人たちは、根性が養えるとかメンタルが強くなるとか不確かな経験論だけで正当化しているように思います。当然、運営側では長い期間を要する大会は避けなければなりません。

いま日本の投手のスーパースターである大谷翔平選手と佐々木朗希投手は、岩手県出身で佐々木朗希投手は予選決勝を登板回避されています。少なからず今の佐々木朗希投手があるのは、この登板回避のお陰が全てではないにしろ、あると思います。WBCの大会、球数制限は必ずあります。投手の数を増やすことが必須になってきます。甲子園大会も、いち早く意味のある球数制限のルール化を進めていって欲しいですね。新ルールで今まで挑戦できていなかった子たちが投手を経験することで、新たな才能に巡り合うかもしれないです。

少年野球にも球数制限が導入されてきました。この流れは人の将来性に関わることなので、覆ることはないと思います。新しい才能の発掘と考えて積極的に進めていきたいですね。

まとめ

今回のWBC大会は、JAPANにとって最高でした。サッカーのワールドカップ程ではまだないですが、今までとは違う感動を与えてもらった気がします。MLBに行っているダルビッシュさん、大谷さんの影響でチーム内の団結と向上心が芽生えてきたように思います。これからのペナントレースが楽しみになってきますね。やはりMLBの影響力はすごいです。垣根が低くなってきているようなので、益々の日本人若手の活躍が楽しみです。

ありがとう 侍JAPAN、楽しかったです。

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