いい年になっても、いつも心がざわついて落ち着かないんです
多分、他人から見た価値観に振り回されているのかもしれませんね。自分の価値観を見つけてはどうでしょうか
チョット難しそうですね。でも教えてもらえますか
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なぜ、心はブレるのでしょうか
会社生活でも日常でも、1人で生きていくにはつらいことが多いので、どうしても他の人のご機嫌をうかがってしまいます。特に身近な人からの助言、反対意見を無視することはつらいところがあります。
人間は本来、群れで暮らしてきたので群れから外れることは良しとしていません。だから、必然的に群れの中の調和を考えていきます。その為、心は常にブレてきます。
それでも反対意見に抗う行動をしたい場合は、最悪事態を想定した1人になる覚悟を持って行動する必要があります。
これらの「ブレない心の作り方」を、メンタリストdaigoさんがYouTubeで発信されています。
常に満足しない目標
ブレない心の持ち主をイメージした場合、下記の人物を想像しませんか。
- 大きな成功を収めて、企業を大きくしている
- フォロワーが何十万人もいるSNSの有名人
- お金持ちで悠々自適な生活をしている
これらの人の成功している内容は、ビジネスが成功している、お金持ち、話題になっているなど、傍から見てもわかるものです。
全て、外的な特徴、言い換えれば相対的な自信に注目されています。果たして、自分の内面から湧き出ている目標かどうかは、定かではありません。
一般的に、人は上記のような外的な目標を追いかければ、仮に達成しても心から満足することはなく、更なる “不足感” に目が行ってしまいます。つまり、更なる高みがあることを知り “満足” という感覚が欠落していきます。
成長を促すもので有れば、それもありかなと思いますが、常に欠乏感があることは、精神的には必ずしも良いことではないです。下手すれば、自己肯定感を失っていくかもしれません。
だから、このような目標を持っている人は、傍から見るよりも満足ではないのかも知れません。
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そこで満足を得るためには、心理学では、『価値観ベース』で目標を設定するということが大切だと言われています。
お金持ちになりたい、出世したいなどは他人から見える目標です。要は他人の価値観での目標です。これは相対的な自信で、はっきり言ってキリがありません。上には上があります。一時期は、ある目標に到達して喜びますが、すぐに次どうするかと気持ちの上で急かされます。
いわゆる匠の世界の職人のように自分の価値観というものが明確にあり、他人の目とは違う内なる自分の目で判断する目標に沿って行動する。これは、絶対的な自信で本人の価値観で評価するものです。そうすれば外的要素(儲かる・儲からないなど)によるモチベーションが変わることはなくなります。
具体的には、お金持ちや有名になりたいという目標は、自分と他人が設定した場合、同じものになります。自分個人の内なる目標ではありません。そこで、自分自身の成長を目標にすると、他人とは同じにならずに、自分の価値観ベースでの内的(絶対的な自信に裏打ちされた)な目標になります。
ちなみに 、他人に貢献したいというのと他人に認められたいというのは別ものです。他人に認められるというのは他人からの評価で、他人に貢献したいというのは、他人に感謝されたいということではなくて、他人を助けたいという無償の思いであれば自分の価値観になります。
目標、願望 | 内外の評価 | 必要な自信の種類 | どうなる |
・ビジネスが成功している ・お金持ちになる ・話題になってSNSの有名人 ・他人に認められたい | 外的な目標 (他人からの評価) | 相対的な自信 | ・不足感が付きまとう ・自己肯定感を失っていく |
・自分自身の成長 ex. 匠の世界の職人 ・他人に貢献したい =他人を助けたいという無償の思い | 自分の価値観ベースでの内的な目標 (自分の価値観で評価) | 絶対的な自信 | ・絶対的な自信で本人の価値観で評価 ・外的要素によるモチベーションの変化はなくなる |
価値観を探る方法
ブレない心とは、折れない心ではなく人と比べない心です。人に求めない心です。
自由になりたいという人は多いです。
他人に流されるのではなく自由に生きたいという人は多いですが、自由に生きるとはどういうことかと聞くと、有名になりたいとかお金を稼ぎたいと答える人がほとんど。要は、上の立場の人からの指示を受けずに自分で儲けたいという願望なのです。
自分の価値観を明確にする、絶対的な自信を確認するということをしておかないと、これと同じように人は簡単にブレてしまいます。
アンフィニッシュドセンテンスというロチェスター大学が開発してくれたものがあります。(こちらのブログを参照ください)穴埋めするだけで自分の価値観を明確にすることができます。これは、不完全でも良いですし、やり直しても良いです。ただ、自分を見つめ自分の価値観を掴むことができれば良いです。
そして、その自分の価値観に従って行動すれば、他人の価値観に左右されずに過ごすことができます。
まとめ
仕事の成果などで、周りのみんなから褒められると嬉しくなります。その中で、褒められる程度がこちらの期待する程でもない場合でも、自分自身が成果に納得できていれば、周りに関係なくうれしいものです。
この時が、自分の価値観にあった仕事の成果なのかもしれません。このような仕事であれば、やる気が失せることもなくなるので自分のペースで進めていけますね。
MLBのお谷翔平選手は、まさしくそのような心境で、自分の中に明確な価値観を持っているのでしょう。だから、慢心することなく、やる気が失せずに自分のペースで自己成長に励めていけるのでしょうね。
普通は、あれ程の成績を収めておれば満足し、燃え尽き症候群に陥ることもあります。そこで目標を失い、迷いが生じスランプに陥ることも見うけます。
それが彼には全くないので、不思議でしようがないのです。これこそが、彼から学ぶべきことだと思います。特に指導者は…
まずは自分の価値観をつかむことから始めてみたいと思います。あるようで難しいですね。