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やる気を奪う物質『アデノシン』! パフォーマンスを維持する対策法 

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ヒロポン

根を詰めて仕事をすると頭が疲れて、やる気がなくなってくるのですが?

それは、頭にアデノシンという物質がたまってきて、一定以上になるとやる気がなくなってしまうんだ

ケイ先生
ヒロポン

やる気が継続できる方法を教えて欲しいです

アデノシンとやる気の関係

 仕事やスポーツなどの活動をすれば、時間がたつと疲労を感じます。それは活動の内容にもよりますが、肉体的には軽度と見られている事務仕事のPC作業においても同様に疲れを感じます。

 なぜ、疲れを感じてしまうのでしょうか?そのメカニズムが分かれば、対策法もわかるかもしれません。疲れを感じてしまうと行動する気が起きなくなってしまう研究を、キャンベラ大学で実施されました。その内容をメンタリストdaigoさんもYoutubeで発信されています。

疲れを感じるメカニズム

項目     内容
仕事やスポーツの
活動をする
1.頭や体を使う作業をすると脳内で、エネルギーが使われる
2.エネルギーはブドウ糖を燃焼することで生み出される
3.ブドウ糖を脳内で燃焼すれば、アデノシンという疲労物質の分泌が促進される
4.アデノシンが分泌されると、脳の前帯状皮質に溜まっていく  
5.アデノシンが脳の前帯状皮質に一定以上溜まると、やる気ホルモンのドーパミン
をブロックする →体を休ませるための防衛反応
疲れを感じる   6.ドーパミンの減少でやる気がなくなり、精神(脳)疲労が生じる
モチベーションが
下がる
7.休みたい、疲れた、眠いという感覚が生まれる

その為、やる気(モチベーション)を継続させるためにはアデノシンとの付き合い方に工夫が必要になってきます。

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精神疲労の対策方法

 精神疲労のメカニズムを利用して、モチベーションを少しでも維持できるような対策は、どんなものがあるのでしょう。

1.カフェインを入れる

 カフェインは一時的に、アデノシンをブロックする働きがあると言われています。休憩時間にコーヒーを飲む。コーヒー好きには良いですね。

 しかしながら、カフェインの効果には適正量があり、100~200mgが良いとされています。あまり飲み過ぎると脳が刺激に慣れて効果が薄れます。

効果のメカニズムとお勧めのやり方

する事効能、メカニズム
カフェインの効果が出るまでの時間カフェイン(コーヒー)を飲んでから20分後       
コーヒーを飲んで20分くらい昼寝(仮眠)
する
脳に溜まったアデノシンがクリアになる。その後
カフェインが脳に蓋をして、アデノシンをブロックする
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2.なるべく頭を使わない時間を作る

 働き続けるとアデノシンが分泌され続けるので、モチベーションが下がり、疲れがたまってきます。適度な休憩が必要になります。

 方法としては、目を閉じて横になるや、瞑想(呼吸法)をするがあります。瞑想は、心を鎮める効果もあるので良いですね。要は、外から入ってくる情報をシャットアウトして、余計なことを考えない時間を作ることで、頭を休める対策になります。

 逆に休憩時間にスマホを見るのはお勧めできません。スマホは想像以上に頭を使います。休んでいるつもりが、頭は休んでいないことになりますので、要注意です。

3.激しい運動をする

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 疲れているときには、軽くジョギングなどで気を休めると思いがちです。これは逆に、ジョギングレベルの運動だとアデノシンの分泌には勝てなくて、かえって疲れてしまいます。

 最大心拍の80%から90%ぐらいまで追い込むような、坂道全力ダッシュや、階段を全力で駆け上がって心臓がバクバクするぐらいのレベルの運動が良いとされています。

時間にして、30秒~1分ですね。このような高い負荷の運動を行うと、アデノシンの増加を一時的に抑えることができると言われています。

腰などを痛め体調が悪い人には、お勧めできませんが、参考にされてはどうでしょうか。

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4.軽度の精神疲労を味わい身体を慣らす

 1.のカフェインを飲むことの作用を利用して、飲み過ぎると脳が慣れて効果が薄れるので、軽い精神疲労も普段から味わい体に慣らしていく方法があります。

 筋トレと同じで、最初は筋肉痛に襲われますが、筋トレを続けていくと筋肉痛はあるんだけれども慣れてきます。精神疲労も、パズルみたいなゲームなどをして、普段から脳に負荷を掛けて習慣にしておくと慣れてきます。

慣れによって、アデノシンによるモチベーションダウンを軽減させるのです。


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まとめ

 脳が疲れるメカニズムは興味深いですね。

私も根を詰めたときは、気晴らしにバイクを走らせます。激しい運動ではないですが、脳の休憩には役に立っているようです。家に帰ってきたら、モチベーションが復活しています。

カフェインも良いですね。旨く活用して、モチベーションを保っていきましょう。

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