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寂しかった年賀状! 辞退する宣言が多かったのです

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年賀状は毎年、減少しています。一般的には。ネットが普及してきてネットでの挨拶で十分に事足りるという事みたいです。ネットを使っていれば理解できますね。

悩むシニア

なぜ年賀状を出すのか、考えてみると一言で言って、半分以上は惰性ですね。惰性の理由は、年に一回くらいは挨拶して生存確認をするが挙げられます。普段は会う事もないので、友達とは言い難いです。しかし、長年の付き合いで無下にはしたくない、部妙な関係です。

60才を過ぎれば、会社関係の繋がりも減るので、余計必要性は減りますね。相手も同じように感じているので、自然と減っていきます。事情は理解は出来ますが、心情的には寂しいですね。

自分自身の気持ちの整理も含めて、年賀状について考えてみます。

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年賀状の推移

年々減少している年賀状を、データで探ってみましょう。

年賀はがきの発行枚数で見てみます。(下表参照)

年賀葉書は、1949年発行・1950年用のものが初めてで、1億8000万枚です。発行枚数のピークは、2003年の44億5936万枚になります。以降は多少の上下はあるにしても枚数は減少傾向にあります。直近は連続で前年比マイナスを記録しています。2020年発行・2021年用は前年比でマイナス約17.4%で19億4198万枚です。

2021年発行・2022年用の年賀はがきの当初発行枚数を前年比約10%減の16億4,000万枚とする予定だそうです。

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総人口での一人あたり枚数

ピーク時も発行枚数と同じく2003年で平均枚数は34.9枚/人、直近2020年発行・2021年用分は15.4枚/人となります。ざっと案分以下になっていますね。

この「人口」には年賀状を出せない乳児など、そして年賀状を出さない人も含まれています。年賀状を出す人に限れば、一人あたりの平均購入枚数はもう少し増えると思います。ただし企業などでまとめて出す場合も多々あるため、一般個人としての平均値は、やはり上記算出値程度になるのかもしれません。正確性には欠けますが、概略を掴むには良いですね。

私の感覚でも、2018年まで会社勤めをしていましたので、減っていく実感は分かります。それは、2005年に個人情報保護法が施行され、会社メンバーの住所が掴み難くなり、同時に会社側でも “いつも会っている同僚に年賀状を出す習慣はやめていこう” という風潮が出来上がっていきました。その為、2010年以降は新規メンバーが加わらなくなりました。

また、メールやSNSが普及する前は、相手との連絡は電話や手紙などでしか取り合う方法がありませんでした。そのため、年賀状は新年の挨拶のついでに近況報告をするのに、ちょうどいいツールでありました。特に親戚関係などには、最適です。

しかし、現在ではメールやSNSが普及したため、連絡を取りたいときにすぐに連絡を取ることができるし、同時に近況を知ることができるのです。

これらの要因が重なり、年賀状を「わざわざ出すもの」という認識に変えてしまったのかも知れません。

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年賀状の需要喚起

年賀状には、お年玉付きが多いです。その賞品を増やすことで需要喚起を図っています。

2020年発行・2021年用の年賀葉書に関するお年玉賞品の具体的ラインアップは次の通りです。

お年玉賞品

●1等(下6けた)・・・100万本に1本   

 賞品:現金30万円または電子マネーギフト31万円分 

2020年度用の年賀はがきからは、当選確率はそのままで1等賞品の現金の金額が10万円から30万円に大幅に上昇)

●2等(下4けた)・・・1万本に1本

 賞品:ふるさと小包など

●3等(下2けた)・・・100本に3本

 賞品:お年玉切手シート

定年後の年賀状

慣習で続けてきた年賀状もある年齢に到達すると、辞退する人が増えてきます。

一つの区切りとしては、70歳が挙げられます。確かに勤めている人も、70歳を区切りにしている人が多いです。社会的にもそうですね。体力、気力面でも、次のステージを考える機会です。

友達やお付き合い関係も、時代とともに変わってきます。分かっていても、相手から辞退することを言われると、寂しさが沸きます。しがないサガですかね。

また、来年度は、はがき・年賀状の値段が上がります。これを機会に人間関係の整理と再構築を考えていきたいものです。極力惰性は避けたいです。

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まとめ

今回は例年に無く、辞退するという人が多いように感じます。

自分でブログを書いていて気付いたことは、年賀状の値段の上昇も大きな一因かもしれませんね。

私もブログを含めたSNSに切り替えることを考えていこうと思います。

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