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幸福度の高い人と低い人の違い! 意外なところで決まっています

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ヒロポン

同じような事が起きても、人によって抱く感情は違いますよね

そうですね。脳科学的には、人によって脳内物質の発生が違うので、それに伴う感情も違ってくるみたいです

サキ先生
ヒロポン

興味深いですね。色々と教えて下さい


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幸福度が高い人、低い人とは

人生をよくする脳の使い方を脳科学者中野信子さんが、YouTubeで発信されています。興味深いので参考にして、一緒に考えてみましょう。

一般的に、「幸福度が高い人」というのは、“幸せだなー” って感じ方が高い人のことを言いますよね。

一方、下記内容では満足してない人が多いようです。

満足できていない言葉

  • 今日はなんか嫌な気分じゃないな
  • 満足してます
  • まあ人生、生まれてきて良かったなとか

*いつも、なんかやりたいことはすごく多いという気がして、多くの人は満足してない様子

日本人は、なかなか満足しないタイプの人が多い 言い方を変えれば、幸福度が低い人となります。

利点としては、なかなか満足しないので頑張れるというところがあります。ドジャースの大谷選手もこの類かも知れませんね。容易に妥協しないなど…

幸福度の高さのメカニズム

女性の場合と男性の場合とは違うのですが、まずは女性の場合から説明します。

  1. 幸福度の高さを決める物質・・・モノアミン酸化酵素
  2. 幸福度の高さ・・・モノアミン酸化酵素の活性で決まる
  3. モノアミン酸化酵素・・・モノアミンを分解する酵素 ☞お掃除屋さん 
  4. モノアミン・・・ドーパミンセロトニンノルアドレナリンとかの脳内物質(=幸せホルモン)

モノアミン酸化酵素は、モノアミン(セロトニン、ドーパミンなどの幸せホルモン)を掃除してくれる物質で、その働き・活性で幸福度の高さが変わります

<南フロリダ大学の研究者の発表>

モノアミン酸化酵素(お掃除や)の活性幸福度     イソップの例え日本人のタイプ
1高い(働き者)低いアリ
2低い(サボりがち)高いキリギリス

モノアミン酸化酵素の活性が高い、お掃除屋さんの能力が高い脳の人は日本人タイプ

●モノアミン酸化酵素の活性が低いタイプの人が幸福度が高く、キリギリス型です。

 今が楽しければそれでハッピーというような先々の不安をあまり感じにくく、目先の楽しさだけを追いかけてしまうという感じですね。

●モノアミン酸化酵素の活性が高い人、お掃除屋さんがよく働く人は、モノアミンのドーパミンなどがすぐに掃除(消失)され、幸福度は低くなり不安を感じやすくなるのです。

 不安だからなにか準備しなければならない、先のことをもう少し考えなければならないという様な思考になるのです。このタイプの人の方が、生き延びる確率は高いかもしれません。生存率が高いけど幸福度は低いのです。

従来の考え

今までは、セロトニンやドーパミンがたくさん出ていることが、幸福度を高める脳のホルモンの存在が大事かなと思っていました。その存在は大事なのですが、新たに新しい機能の物質が見つかりました。

最近分かってきた事・・・モノアミン酸化酵素お掃除屋さんの存在

●モノアミン酸化酵素をなるべく減らしたい ☞ ✕ 遺伝子的に決まっている

あんまり頑張れないタイプの人は、日常生活を生き抜く上では、どんなことでも幸せを感じられるので良いかもしれません。一方、頑張るタイプの人は、幸福度は低いですが生き残る確率は高いかも知れないですね。どっちも才能です。

女は男より幸せ

 女性が男性より幸せを感じるのは遺伝子で説明できることが、米サウスフロリダ大学 公衆衛生学部疫学・生物統計学准教授のHenian Chenらの研究で示されました。

研究内容は、モノアミン酸化酵素A(MAOA)遺伝子に注目し、低発現型のMAOA遺伝子を持つ女性は、持たない女性より“幸せ”であることがわかりました。

*モノアミン酸化酵素A(MAOA)・・・快感をもたらす脳の神経伝達物質として知られるセロトニンやドーパミンなどを破壊する、掃除する酵素

一方、この遺伝子を持つ男性は、持たない男性より“幸せ”というわけではなかったのです。理由は、男性は女性よりテストステロン(男性ホルモン)の量が多く、低発現型MAOAによる“幸せ”の効果を打ち消す可能性があるということです。幸福感よりも闘争力の方が勝るのでしょうか。

幸福度
女性低発現型のMAOA遺伝子を持つ人 > 低発現型のMAOA遺伝子を持たない人
男性低発現型のMAOA遺伝子を持つ人 ≱ 低発現型のMAOA遺伝子を持たない人
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まとめ

脳科学にしても、常に新しい事実が分かってくるので興味深いですね。

科学の進歩というのは、限りなく現実否定から発想されることが多いです。

興味をもってウォッチしていないと、いつまでも過去の論文結果に振り回される危険性があります。怖さもありますが、新たな発見は楽しいものですね。

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