私の実家は山口県下関市で本州の西の端にあり、住まいの大阪からでは約530kmあります。通常であれば、車の場合は高速道路を使っていました。シニアの今では時間はあるので、一度一般道でいけるのかどうかを検証してみたくチャレンジしました。

少し前から車中泊がブームになっていて、一度チャレンジしてみたいと思っていたこともあり、一般道で道の駅に寄りそのまま車中泊をやってみようと思いたちました。
普段は腰痛もあり、あまり出歩いていなかったので長距離運転に耐えられるのかと不安でした。結論から言えば、結構快適な旅・ドライブで自信が付きました。
出発の時期は、車中泊の計画より暑からず寒からずで2024年11月の初旬の平日に決めました。仕事をしている時は、土日の休みに計画するのですが、引退したシニアの強みで平日中心の計画が立てられるのです。
事前の計画では、3泊4日で車中泊2日としました。

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行きは、大阪から350km前後の広島で1拍の予定
さすがに初の試みなので、ワクワクした気分を久しぶりに感じました。車のナビの設定は、一般道優先で高速、有料道路は使わないに設定しました。
出発は、悩んだのですが気ままな旅なので、通勤ラッシュ明けの8時過ぎにしました。国道は2号線が主体になります。さすがに神戸では渋滞に会いましたが、須磨に到達すると渋滞が緩和されて、新しくなった水族館を横目にみて1人で感傷にふける感覚を覚えました。
兵庫の市街地は、大たい時速30~40kmですね。トイレ休憩は、頻繁に出没するコンビニを使わせて貰ています。つくづくコンビニの存在に感謝です。
一般道を走って感じること
神戸や須磨に行くときは、普段は高速道路を使っていて、目に入る景色は高速の塀やトンネルの壁などで場所の感覚が味わえません。それが、一般道ではコンビニや食事のお店などが並んであり、時には地方特有のラーメン屋などがあれば、ロートル感を感じて嬉しくなってきます。
時間はかかりますが、ある意味時間の制約のない旅は一般道が面白いですね。一つの発見でした。バイクでのツーリングと重なりますね。


バイパスは有料道路?
車のナビで、高速道路の様なバイパスを指示されたので、有料はいやだと一番最初はナビに反して普通の幹線道路を走っていました。しばらくすると又、バイパスを指示するので騙されたと思って、指示通りに行ってみると昔の高速道路の様な道で、非常にスムーズに走れてスピードもまあまあ上がっていました。
料金は掛からずに、儲けたような感じでした。このような道が、1県に1つはあったように感じます。お陰で、距離を稼ぐことが出来ました。言い換えれば、高速道路の代わりになる道でした。
車中泊ができる道の駅を探す
ネットで道の駅を探していると、駐車場の規模などが記載されてあり、車中泊ができるところが限られていることに最初は驚きを感じました。無料の駐車場があれば。車中泊は出来ると思っていたのですが、治安や近隣の方との関係で禁止にされているところもあるようです。

初めての車中泊体験でしたので、無難な所を探しました。出来るだけ、幹線道路沿いが狙いです。しかしながら、道の駅自体が幹線道路沿いではないのですね。これは一つの発見でした。長距離の距離を稼ぐのと、道の駅を楽しむのとは、目的が違うのでなかなかマッチしません。
初めての車中泊先も、幹線道路から離れて10分くらい海に近づいたところでした。『道の駅 みはら神明の里』というところです。
11月5日(火)という連休明けの平日にも拘わらず10台以上の車中泊の仲間がいました。トイレも比較的近くの所に留めることができたので、不便は感じませんでした。比較的大きな道の駅の為、建物や駐車場の街灯が多くて、安全で良いのですが暗くなり難いのが難点でした。
自分自身も車内のカーテンの数が足らずに、後部座席にカーテンを設置できなかったので、明るさを遮ることが出来ずに寝苦しかったです。やはり、真っ暗にならないと落ち着きませんね。

初めての車中泊の感想
一般道ドライブと道の駅での初めての車中泊は、無事に終えることが出来ました。結構やってみればどうにかなると思いましたね。今後も、臆せず行動していきたいと思います。
ただ、車中泊の快適さは今後のテーマでもあります。空気入れ用のマットは、形にはなるが寝返りが上手くできずに苦しみました。
結論から言って、ぐっすりと眠ることができずに、朝早く目を覚ましてしまいました。もう一度寝ようとも思いましたが、寝れそうもないので先の工程もまだ長いので、早朝から車を出した方が良いと判断して大体5時前後に出発しました。
早く出発するのは効率が良いので悪くないのですが、深い眠りに入れないのが気になりますね。