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羽生結弦さんの離婚について胸が痛みます! ストーカー系心理攻撃とは?

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マイ

今年(2023年)プロフィギアスケーターの羽生結弦選手の結婚報道と105日後の離婚報道には驚きました。何故このようなことが起きたのでしょうか。

非常に悲しいニュースです。自分はとっさにMLBの大谷選手が仮に結婚報道をした場合、どうなるのだろうと怖くなりましたね。それほど、ファンが多い人気のあるアスリートへの接し方は注意が必要です。必要ならば法的に取り締まるかボディガードを付けなければならないかも知れないですね。

ケイ先生
マイ

我々が想像する以上に、対象となる方への精神的プレッシャーは凄まじいものがあるのかも知れませんね。


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一種のストーカー行為に近いかも?

プロフィギアスケーターの羽生結弦選手の結婚報道は8月に行われ、多くの方の度肝を抜かれたのですが、それ以上に11月に行われた離婚報道は、何が起きたのだろうかと訝しげる出来事でした。羽生さんの公式なSNSサイトで発信されたものでした。内容は、マスコミやSNSでの過剰な反応・ひぼう中傷やストーカーまがいの行動に対してパートナーの方が恐れをなして外出できない状態になったという事です。その為、パートナーの方の精神的なプレッシャーを減らす目的で、苦肉の策である離婚を選んだそうです。

一連の報道だけでは、当事者の気持ちは理解できませんが、どうしようもない怒りと悲しみを感じます。ましてや、原因の一端を担ったマスコミの一部の方が、「男やったら放り出さずに守ってやって欲しかった」という言葉は、価値観の違いとは言えどうしようもないやるせなさを覚えずにはいられません。自分も同じ立場になったら、離婚の選択をするかもしれません。それほど、精神を痛めつける物だったのでしょう。

その中で、マスコミ嫌いなメンタリストdaigoさんがYouTubeで、「ストーカー系心理攻撃」について発信されていますので一緒に考えていきましょう。

これら一連の内容は、ストーカー被害にあった人がどういう心理状態になるのかというところを理解すると分かりやすいと思います。

そもそも、人から付け狙われたり、誰かにずっと監視されてるような感覚になるというのは、ものすごく人間のメンタルを追い込むのです。追い込まれると 何が起きるかと言うと正常な判断ができなくなる可能性もありますし、周りの人間との関係が壊れたりしてしまうのです。

多くの人が思ってるよりも、有名であるというか他人に注目さ れることに耐えられる人はほとんどいないのです

ストーカー被害にあうと起きる心理状態

  1. 不安と恐怖感の増大
  2. 孤立感と引きこもり現象
  3. 信頼感の喪失
  4. 自己効力感の低下
  5. PTSD(心的外傷後ストレス障害)

1.不安と恐怖感の増大

過去の研究でも明らかになってる通り、ストーカー被害に会うと継続的にストレスにさらされることになるのです。

100人くらいの人前に立っ た時に、不安や緊張で手汗が出たり、心臓がバクバクしたりするというストレス反応が24時間ずっと続くのです。継続的に不安と恐怖を感じるようになってしまうのです。

加害者は、別に危害を加えるわけでもないし、あくまでインタビューをするだけと言うのですが、受ける人にとっては違うのです。被害を受けてる人が自分の身が安全ではないという風に感じるストレスが、自身に苦しみを与えてしまうのです。

2.孤立感と 引きこもり現象

大体人間は不安や恐怖にさらされた時というのは、助けてくれる仲間がとても必要なのです。

悪いことをしてるわけでもない、あるいは悪いことをしても、そうなのですが叩か れると、孤立してしまって自分のことを応援してくれる人はいないのだと思い、引きこもったりするのです。

例えば外に出なくなったり、人に合わなくなったり、電話や連絡を取らなくなっ たりします。でも本来は不安や恐怖を感じているストーカーの被害者はもちろんのこと、このように追い込まれてる人ほど、社会的に支えてもらうソーシャルに友達などから支えてもらう必要があるわけなのです。

ストーカー被害の場合、これがすこし悪い方向に働いて、社会的に活動とか人と触れ合うこと、人と繋がり話すようなことを避けちゃうのです。叩かれてるから自分の友達や周りの人も同様にそう思ってるのじゃないかと、考えてしまい孤立してしまうのです。これが、結構やばいという風に思います。

これは本来自分の味方をしてくれるはずの友人や家族、親戚 とか、そういう人と疎遠になってしまうのです。結果、本当に助けが必要な人と孤立していくという現象が起きるわけなのです。

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3.信頼感の喪失

スト-カーされたら、そのストーカーした相手だけがおかしいわけですよね。

他人に追いかけられる恐怖や不安ってのは、強烈な ストレスになって判断能力やIQなどいろいろな能力を低下さたりしちゃうのです。同時に他人や周囲の環境などに対する信頼を失ってしまうのです。結果何が起きるのかと言うと、人間関係が悪くなってしまうのです。 ストーカーされてる人間の人間関係が壊れていくのです。

おそらく羽生夫婦、お2人の関係も悪くなってしまったのでないかと危惧します。もちろんこれは理論上なのですが、理論上は近しい人に対しての不安感や不審感が募ってしまうのです。

4.自己効力感の低下

信頼が喪失したり、孤立感が出たとしても、自分の近くにパートナーの人がいれば「一緒にどうにか超えていこうと僕が守るから」みたいなことを言ったら、超えていく場合もあるのです。

しかしながら周りが信用できなくなってくると、自己効力感の低下という現象が起きてくるのです。その為、ストーカーの被害者は、自己効力感が無くなってしまうのです。

自己効力感というのは、自分の人生や自分を取り巻く環境をコントロールできる、自分が努力したり工夫したりすることによって問題を乗り越えたり、人生をいい方向に変えていけるという感覚を言うのです。

ストーカー行為に長い間苛なまれると、DVの被害にあってる人でもそうですよね。自分でこの関係をどうにかできるとか、ブラック企業にずっと働いてる人もそうですよね。冷静に考えれば、やめればいいだけなのに自分の力で、このしんどい状況を変えることができないのです。

どうしてなのか?

自分はできないやつだから、この問題はどうしようもないんだ、という風になっていまうわけなんです。

説得してもどうにかなると、思えなくなってしまうのです。だから未来が見えなくなってしまうのです。2人で作っ ていくはずの未来が、この自己効力感が下がることによって、結構大きな問題が起きてしまうのです。

もう自分たちはどうしようもないんじゃないかと思ってしまって、未来に希望が見えなくなってくるのです。

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5.PTSD(心的外傷後ストレス障害)

ストーカー被害にあうと、PTSDを発症するリスクが非常に高まると言われています。

それは、例えばフラッシュバックが 起きてしまったり、悪夢をめちゃくちゃ見るとか、警戒心が異常になってしまうなどです。あとは特定の刺激が起きるとパニックになってしまう、カメラや人の目線を見ただけで、もうパニックになっちゃうとか、という様に、心に聞けない傷とかになってしまうわけなのです。

まとめ

本当に、今回の件は、腹立たしい事案ですね。このストーカー行為は、いろんな人を潰していくのです。SNSにおいても、オリンピックの金メダル選手が、発言が悪いとかで叩かれて、心を痛めて不調に陥る人も多いですね。(関連記事はこちら

個人情報は、色々と制限を掛けて住み難くしていますが、今回の様に個人のプライバシーに関しては、何も守ってくれないという印象が強いです。

これからは、人気のある有名人は結婚報道はしない方が良いかも知れませんね。人気が落ち着いた時に、実は結婚していたと後出しジャンケンも良いかも知れません。

一般人には想像できないようなストーカー行為の脅威ですね。まさしく犯罪行為として捉えた方が良さそうです。

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