毎晩の楽しみに晩酌をしています。健康のことを考えると休肝日を設けた方が良いのですが、やめられません。
今宵の晩酌は、最初はビールで、次は珍しくに日本酒の冷。後は焼酎ハイボール(グレープフルーツ)。いつもと感じが違うので、飲み過ぎにならないように気を付けます❣
家に結構日本酒が溜っています。正月お祝いに購入した日本酒や、子供たちから誕生プレゼントにもらったものです。中には少しだけ飲んで、残しておいたものがあります。いっぺんに飲むとありがたみが減ると変にブレーキが掛かってしまいます。
結局余らしてしまい、味が落ちて不味くなってしまうので、封を開けたら出来るだけ早く飲み切った方が良いですね。今となっては、何があるのか分からなくなっているので、整理しながらちびりちびりと飲んでいきたいと思います。
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父の日に貰った日本酒を嗜む
先日、ハイボールで飲んでいたウィスキーを飲み干したので、次に飲むものを探します。
冷蔵庫に入れている「七本槍」がありました。確か今年の父の日に息子から貰ったものです。1~2杯飲んで上手かったのですが、いっぺんに飲むとありがたみが減ると思い冷蔵庫に残していました。夏なので冷で飲むつもりでした。
「七本槍」は地元向け定番の純米吟醸酒
地元は滋賀県長浜市で、契約栽培された酒米「吟吹雪」という酒米は、「山田錦」と「玉栄」の掛け合わせによって誕生しました、滋賀県原産のお米ですを大吟醸並みの55%まで精米し低温発酵したものです。落ち着いた味わいの辛口で、香りは控えめで派手さはありませんが、しみじみと旨さが伝わる純米です。軽やかな味わいを持つタイプで、すっきりとした口当たりではありますが、柔らかでコクのある旨みも持っており、お食事を引き立ててくれそうです。
画像引用:https://www.oumi-jizake.com/7hon/tm-03.htm
項目 | 内容 |
名称 | 「七本槍」純米吟醸 |
アルコール分 | 15度 |
内容量 | 720ml |
原産地 | 滋賀県長浜市 |
原材料 | 「吟吹雪」という酒米=「山田錦」と「玉栄」の掛け合わせ |
磨き | 55% |
特徴 | コクがありキレもよい、落ち着いた味わいの辛口。香りは控えめで派手さはないが、しみじみと旨さが伝わる通好みの純米。 |
価格 | ¥1,870(税込) |
<感想>
正しく飲みやすい感じで、変に尖ったところがありません。油断すると3~4杯を一気に飲んでしまいそうになります。もしかすると、封を開けてから2か月ぐらい日が立っているので、気が抜けていたかも知れません。いずれにしても、飲みやすく若干フルーティさを感じさせるので夏場に冷が似合いそうです。
「七本槍」の由来
琵琶湖最北端、賤ケ岳山麓の北国街道沿いで450年以上の歴史を刻む蔵元:冨田酒造。美食家・北大路魯山人もこの酒を愛していた。酒は果実のような穏やかな香りと、力強い旨みがあり、風味の余韻が長い。「七本鎗 純米酒」はパワーがある酒で、燗酒に向く。鰻のかば焼きやたれ味の焼き鳥など、甘辛い味の料理に合う。
酒名は、賤ケ岳(シズガタケ)の戦いで豊臣秀吉を勝利に導いた福島正則ら、7人の若武者のこと。
賤ヶ岳(滋賀県長浜市)合戦は、織田信長が本能寺で殺された後の、豊臣秀吉と柴田勝家が雌雄を決した天下分け目の戦い。この戦いで、武功を挙げた秀吉の馬廻衆・小姓衆が「賤ヶ岳の7本槍」と呼ばれた。福島正則(まさのり)、加藤清正(きよまさ)、片桐且元(かつもと)、加藤嘉明(よしあき)、脇坂安治(わきざかやすはる)、糟屋武則(かすやたけのり)、平野長泰(ながやす)である。秀吉は後日、彼らの武功に対して一番槍の感状を与え、千石以上を加増した。
余韻
酒の名前の言われを、知りながら嗜めるお酒の味は格別です。まして、今の大河ドラマの「どうする家康」に関係する場所という事もあり、送ってくれた息子夫婦に感謝一塩であります。
ほろ酔いの中で、大河の歴史と負けた柴田勝家、お市の方に思いを馳せるのは考え深いですね。