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『メンタルが弱くなるNGな習慣』とは? 脳科学でわかる乗り越える方法!

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マイ

大事な場面で足がすくむようにメンタルが弱いのですが生まれつきでしょうか

もしかすると無意識にメンタルを弱くする行動をとっているかもしれませんね

ケイ先生
マイ

そんなことがあるのですか

飯山晄朗(いいやま じろう)さんにお話を聞いてみましょう。 合わせて対処法も教えてもらいましょう

ケイ先生
マイ

直せる方法があると助かります

メンタルが弱くなるNG習慣と克服する方法

メンタルの弱い人は才能があっても、ここ一番の勝負所でプレッシャーに押しつぶされたり、体調を崩したりで、普段の実力を発揮できません。

スポーツ界において一流アスリートたちは、本番でのパフォーマンスの質を高めるために、メンタルトレーニングを日々積み重ねています。しかしながら、メンタルを鍛えるだけでなく、逆に弱めてしまう習慣もあるようです。しかも、その習慣はついついやってしまうもので、意識的に改善を試みないと、どんどんメンタルが脆くなってしまいます。

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1.過去の失敗を繰り返し思い出す

挫折経験は誰しも持ち合わせています。ただ、過去の失敗を何度も繰り返し思い出してしまうと、自分に自信が持てず、負け犬メンタルになってしまいます。

人間の脳というのは、過去の強烈な感情を伴うイメージを記憶するという性質があります。

過去の失敗一生懸命、勉強したのに試験に合格できなかった
期待されて任された大事なプレゼンに失敗した
*失敗したときに味わった恐怖感や絶望感が強いほど、マイナスの感情を繰り返し思い出す
何度も思い出す負け犬メンタルになってしまう
⇒『自分にはできない』 弱腰になるのは、過去の失敗経験を脳が覚え込む
結果マイナスのメンタルトレーニング

<マイナスをプラスに変換する>

脳の記憶は上書き保存が可能

プラスの感情を繰り返しイメージする

『できない』という思い込みを『できる』という自信に変える

過去の夢中になっていた
ことを思い返す
ワクワクしていた感情を思い起こす
自分にはできない』というマイナスの感情を上書きするのに有効
将来うまくいっている自分
の笑顔、姿を想像する
『こうなっていたらいいな』ではなく、『やったー』『うれしい』『よかったー』
といった、プラスの感情を強く意識するのがポイント

過去の苦い記憶を思い出してしまうのは、仕方がありません。

ただ、無意識の習慣を、意識的な行動によって変えていくことはできます。意識的に自分の過去や現在、未来についてポジティブなイメージを思い描くようにしましょう。

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2.否定的な口癖がある

日本では昔から言霊信仰がありますが、これは単なるスピリチュアルな話ではありません。脳科学の観点でも、言葉には不思議な力があることが実証されています。

「どうせ自分にはできない」
否定的なことがら
・思い浮かべるだけでも有害
・それ以上に言葉を口に出すと、より深刻なダメージをメンタルにもたらす

<スピリチュアルではない>

脳科学の観点より

言葉には不思議な力がある(言霊振興)

「どうせ自分にはできない」を口に出すとその通りになる

脳には入力(思い・イメージ)よりも出力(言葉・動作)を信用する性質がある

出力(口に出す)          脳の反応                
プラスの言葉を口に出す⇒ 脳はプラス思考になる 
マイナスの言葉を口に出す⇒ 脳はマイナス思考になる

ついつい『でも』、『疲れた』とか『もう嫌だ』など、否定的な言葉を口にしてしまった場合

否定的な言葉を打ち消す方法・否定的な言葉を発した後、『今のはなし』と口に出し、手で目の前を払いのける動作をする
・100回マイナス思考になったら、101回プラス思考にすればいい
脳は後の出力をより強く記憶する   脳は 終わりよければすべてよし

口癖をなくすのはなかなか難しい。「また言っちゃった」と自己嫌悪に陥るよりも、「今のはなし」で締めくくるのが良いですね。

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3.人のせいにする(責任転嫁するほどストレスに弱くなる)

営業成績が落ちたり商談に失敗したりなど物事がうまくいかないとき、自分以外の人や環境のせいばかりにしていませんか?このような他責的な思考パターンがあると、どんどん逆境に弱くなっていく。

項目内容
物事がうまくいかないとき「上司が無能だから」「あの取引先は頑固だから」「会社に資金力がないから」など、自分以外の人や環境のせいにする(他責的な思考パターン)
不平不満を口にする否定的な脳になっているためにストレスを感じやすくなる
逆境の場面、大きなストレスを感じ、ピンチを乗り越えることができない
ピンチを乗り越えられず挫折を味わう責任を転嫁することで、ますますストレスに弱くなる 悪循環に陥いる
何事にも諦め癖がつき、やがて無気力になる
    ⇒逆境に弱くなる

<負の連鎖を断ち切る>

“わがまま” の精神を

おかげさま” に切り替える

どんな小さなことでも、“おかげさま” と感謝する習慣をもつ

脳は感謝するエンドルフィンというプラスのホルモンを分泌する 
大きなストレスを感じる逆境の場面でも、プラスの感情になれる
一流のアスリートもよく感謝の
言葉を口にする
強さの秘密は、感謝力の高さにあるのかもしれない

一流のアスリートは、敗戦後のインタビューで、コーチやチームメイトのせいにはしません。強いメンタルを身につけるには、感謝の習慣をもつ方が良いですね。

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4.他人のネガティブな言葉に反応する

自分ではポジティブでいようと心がけても、周囲の人、職場や家族など身近な人物から否定的な言葉をかけられて心が折れそうになってしまうこともあります。

しかし、周囲の人の心ない言葉にいちいち反応するのは良くないと、飯山さんは言います。

自分に対する否定的な言葉『お前はなんてダメな奴なんだ』、『どうせ君にはできっこない』
自分の反応・『そうか、私はダメな奴なのか』と深刻に悩んでしまう
・『なんてひどいことを』と相手に反論を試みる
自分の状態ネガティブな感情を増幅させることにしかならない

<マイナスの感情をプラスに切り替える>

人間の脳はそのとき思ったことよりも、そのあとの行動のほうを強く記憶する

敢えて、にっこり笑って

プラスの言葉を出力する

否定的な言葉を発した相手に・『さすが、部長。いいことをいいますね』『私のためを思って素晴らしいアドバイスをありがとう』などとプラスの言葉を出力
・自分の心のなかでこっそりつぶやくだけでも十分効果はある
否定的な言葉をかけてきたのが心底嫌いな相手の場合無理にポジティブに振る舞わなくても良い 相手を人間だと思わない、宇宙人や珍獣だと思ってしまうのも1つの手
*知らない犬に激しく吠えられたとして、『非難された』などと気に病む人はいない 否定的な言葉を無効化するのに、相手を人間だと思わないのは有効な手段

ネガティブな人間からは距離をおくに越したことはありません。

どうしても付き合わざるをえない相手の場合は、表情や言葉でプラスの出力をする。もしくは、そもそも相手を人間だと思わないという考えで身を守りましょう。

まとめ

実力はあるはずなのに本番に弱い人は、NG習慣に心当たりがあるのではないでしょうか。 知らないうちに落ち込んでいく習慣、一度見直す必要があるかもしれないですね。

自分の才能を存分に発揮するため、ぜひ克服方法に取り組んでみるのはどうでしょうか。

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